亡くなった父が,生前,生ゴミを庭の土に埋めて土づくり(!?)をしていたのをふと思い出して,
この春から半年間,自分の出した生ゴミを回収に出さないで庭の土に埋め続けました。
生ゴミはすぐ腐るので,ビニール袋に入れて口をしてわざわざ冷蔵庫で保存して,週末雑草取り
の合間に土に埋めるのです。
そうしてみると,まず,たった一人分なのに,毎週ビニール袋がパンパンになる位生ゴミが出る
のが分かりました。キホン果物や野菜をむいたり切ったりだけなのに。ずっしりと重いです。
それを冷蔵庫から取り出して埋め続けると,ゴミ「処理」というのがめんどうなことだとすごく
分かりました。
指定の袋を買えば回収に出せるって,スゴイ!
それから,土に埋めると,2週間ほどで生ゴミでなくなり,土と同化することが分かりました。
たくさんのデカいミミズ君(さん)が食って,土中の細菌が活躍して,分解されるようなのです。
土の中って,スゴイ!
土を掘る時は,ミミズ君(さん)を傷つけないように注意するようになりました。
さて,何を言いたいかというと,もとより普段の弁護士の仕事と関係ないのですが,ゴミの環境
負荷ってすごく問題にされていて,テレビの番組とか見るたび問題だなあと思うんだけれど(そ
ういえばロースクールの選択科目も恥ずかしながら環境法でした),やっぱり便利なうちは,
人はなかなか実感できないんだということが実感できたということです。
生活をわざとめんどうにするといいのかもしれませんが,ただめんどうだと続きません。
生ゴミを庭の土に埋めるのは,土と同化する面白さがあるので,半年間続けられました。
これからも続けたいかな
皆さんも,自分の出した生ゴミをわざと分けて庭の土に埋め続けてみませんか。
(庭が近くにない人はごめんなさい,違う面白いことを考えてください)